■作品内容
大好評のソフトカバー普及版に、開きやすく書き込みに便利な
ハードカバーの愛蔵版が加わりました。
保存性に優れていますので、プレゼントにも最適です。
*大好評の見開き年表は、そのままですが、2013年までページを増やし、便利な備忘録を付けました。
@読者自身が記入して作り続ける、
新形式の年表。
A1年を見開き2ページで構成。
B左ページは記憶を甦らすための
年表ページ。その年に起こった
社会的出来事や世界情勢、強い
印象を残した災害等を記載。
Cその下段には、「事件」・「ことば」・「出版」・「映画」・「テレビ」・「スポーツ」・
「流行歌」・「風俗」・「新商品」・「物価」等を記載して、生活感が甦るように工夫
しました。
D右の記録ページは、自由に記録するページです。自分の誕生日から始まって、
入学・卒業・就職や結婚など、人生の中で大きな節目となった出来事を該当する
年のページに、正確に記しましょう。
いつも手元に置いて、思い出すことを次々と記していけば、人生の再発見となる
だけでなく立派な「プライベート史料」が出来上がります。
【監修者紹介】
1931年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。主婦の友社にて約30年にわたって
雑誌「主婦の友」の編集に携わる。うち10年は編集長として活躍。主婦の友社
取締役・編集本部長を経て、現在、石川文化財団理事。一方、読者から寄せらる
山のような体験手記を選別・添削した編集経験を生かして、NHK文化センター
で「自分史」講座の講師を務めている。著書に『自分史を書こう!』がある。
《推薦のことば》
金子満雄(浜松早期認知症研究所・金子クリニック院長)
ボケ予防には、日々、自分の前頭前野を活用して、創作、回想、工夫、応用、
機転などを駆使することです。なかでも日記を書く、自分史をまとめるというのは、
最高の作業でしょう。記憶を鮮明にするために、左ページに時代考証の社会的な
出来事が並んでいるとは洒落ていますね。
【書評から】
おすすめします
人は誰もが、一生に一遍、一冊の素晴らしいドラマが書けると言われます。
それは誰もが自分史という材料をもっているからです。
しかし、いきなり自分史を書き上げるのは難しいものがあります。
本書は、自分史の準備作業として、年表スタイルの自分史ノートを提唱します。
その体裁は、一年を見開き2ページで構成。左のページには主な社会的出来事が
掲載されています。当時の記憶を思い起こすヒントになり大変便利です。
対応する右ページには、自分のことを書き込むようになっています。
(中略)
この本のもう一つのねらいは、あなたの脳を活性化し、元気になれることにあり
ます。過去の出来事を思い出すこと、正確に調べることなどが頭の体操になり、
若返りにつながるからです。
できあがった自分史年表を見れば、再発見できた自分にご褒美をあげたくなる
でしょう。 (前新潟県労連事務局長・中野久男)
(『全老連』第307号・2006年5月号)
◆
「自分史年表」が好評 見開き1年 左に事件や物価、右は自由に
人生を振り返り、自分史でも書いてみようとは思うものの、面倒だし、記憶もおぼろ
げで……という人にピッタリの『脳を活性化する自分史年表』(1920〜2013年)が
出版された。
A5判サイズで、1年は2ページの見開き。左ページには、その年の社会的な事件や
世界情勢から、流行した映画、歌謡曲、当時の物価までがまとめられている。右ペー
ジは自由に書きこめる。
例えば1954(昭和29)年の左ページには、流行歌「お富さん」「岸壁の母」、
映画「七人の侍」「ローマの休日」、当時の物価としてビール120円、理髪料140円―
などが記されている。1987(昭和62)年のベストセラーには、「サラダ記念日」
「ノルウェイの森」が並ぶ。自分史を書く際に、記憶をたどる道しるべになるが、
読むだけでも楽しい。
NHK文化センター「自分史」講師の藤田敬治さんが監修。浜松早期痴呆研究所
所長の金子満雄・金子クリニック院長が「ボケ予防にも、自分史をまとめるというの
は最高の作業」と推薦の言葉を寄せている。(以下略)
(「毎日新聞」2005年5月4日・朝刊・家庭欄/有田浩子)
◆
人生を顧みる絶好の手引き
手で書くという作業は脳の老化を防ぐ最良の手段だといわれる。
そこに着眼し、最近人気の自分史づくりを、気負いなく実現するために企画された
ユニークな本が話題になっている。
見開き2ページで1年という構成。左ページには1920(大正9)年からの社会、風俗、
物価などがわかる年表があり、右ページに自分の思い出を直接記入していく。
入学、卒業、就職、結婚など、節目節目の出来事を思いつくままに書き込めるのだ。
「自分史づくり」には興味があってもいざとなると書けないという人たちにはこの
手軽さが嬉しい。人生を振り返り、手で書くことで記憶はより鮮明になる。そのうえ、
脳の機能を呼び覚ましてくれるのだ。まさに一石二鳥。
ソフトカバーのみだったが、予想以上の反響から、より書き込みしやすいハードカバー
の愛蔵版も登場した。こちらは備忘録つき、年表は2013年まである。
これに書き込むだけで「ただ一度のあなたの人生を記録した、プライベート史料が
完成する」と監修の藤田氏は締めくくっている。
(『もも百歳』2005年冬号)
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