■作品内容
思い出を書き込むだけで、脳が若返り、
自然に「プライベート史料」が出来上がる心たのしい作業!
@読者自身が記入して作り続ける、新形式の年表。
A1年を見開き2ページで構成。
B左ページは記憶を甦らすための
年表ページ。その年に起こった
社会的出来事や世界情勢、強い
印象を残した災害等を記載。
Cその下段には、「事件」・「ことば」・「出版」・「映画」・「テレビ」・「スポーツ」・
「流行歌」・「風俗」・「新商品」・「物価」等を記載して、生活感が甦るように工夫
しました。
D右の記録ページは、自由に記録するページです。自分の誕生日から始まって、
入学・卒業・就職や結婚など、人生の中で大きな節目となった出来事を該当する
年のページに、正確に記しましょう。
いつも手元に置いて、思い出すことを次々と記していけば、人生の再発見となる
だけでなく立派な「プライベート史料」が出来上がります。
【監修者紹介】
1931年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。主婦の友社にて約30年にわたって
雑誌「主婦の友」の編集に携わる。うち10年は編集長として活躍。主婦の友社
取締役・編集本部長を経て、現在、石川文化財団理事。一方、読者から寄せらる
山のような体験手記を選別・添削した編集経験を生かして、NHK文化センター
で「自分史」講座の講師を務めている。著書に『自分史を書こう!』がある。
《推薦のことば》
金子満雄(浜松早期認知症研究所・金子クリニック院長)
ボケ予防には、日々、自分の前頭前野を活用して、創作、回想、工夫、応用、
機転などを駆使することです。なかでも日記を書く、自分史をまとめるというのは、
最高の作業でしょう。記憶を鮮明にするために、左ページに時代考証の社会的な
出来事が並んでいるとは洒落ていますね。
【書評から】
「我が人生の記録」として子らに残すのもよし
手がかかりがあれば、思い出せるのに……という経験はないだろうか。思い出し、
書くことで、退化しつつある脳を刺激し、若返りを図ろうというのが本書だ。
見開き2ページを一年分とし、左ページにはその年の主な事件や総理大臣の名前、
流行歌や物価などを記載。これらの資料を参考に記憶を呼び覚まし、右ページに
自身の足跡を記録する形式になっている。月日を追って記入する必要がなく、思い
ついた時に自由に書き足せるのがうれしい。
「我が人生の記録」として子らに残すのもよし、自分だけの世界に浸るのもよし。
眠る記憶を手繰り寄せ、新たな思い出の扉が開くのは楽しいものだ。大正9年から
平成21年まで記入可能。
(日本経済新聞「ホンのさわり」2005.1.13)
◆
書き込むだけで脳が若返り「自分史」が完成!
書き込むだけで脳の前頭前野を刺激し、ボケ予防に効果があるという「自分史年表」
が刊行された。1920年から2009年までを1年ごとに見開き2ページに収めた書き込<
み形式の記録ノート。各年の左ページにはその年に起きた主要な出来事、世界情勢
世相を色濃く反映した事件・流行歌・映画・本・ファッション・物価などが列記され、
これを手がかりに思い出を書き込むとプライベート史料が完成するという仕組みだ。
(日刊ゲンダイ 「出版トピックス」2005.3.5)
◆
自分史」づくりは、忘れていた記憶をよみがえらせ、あいまいなことを調べて正確な
知識にする、また、自分という人間を考え、それを表現する―「どれも人間の脳を刺
激し、活性化する作業ばかり」で、若さと元気をもたらすという。
左のページに年表を配し、右のページは記述ができるよう空白になっている。一年
ずつが見開きで、大正十年に始まる年表には歴史的な出来事をはじめ、流行歌や
風俗、話題になった本や映画や歌、物価などが記されている。こうしたデータを手掛
かりに「この年、自分は?」と記憶をたどり、右のページに書き込んでいく。
手始めは誕生日などの記念日からでもいい。徐々に具体的記述を書き加えていく。
やがて詳細なことも記録できるようになりだろう。
監修者は、福岡市生まれで、長らく雑誌「主婦の友」の編集長を務めた。編集経験を
生かし自分史講座の講師をしている。
(西日本新聞 2005.3.6)
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