■作品内容
中央線が育んだ熱い文化と数々の人間ドラマ!
朝日新聞「東京版」「むさしの版」「多摩版」に2年8カ月・
通算425回の長期連載完結! 待望の下巻!
●もくじから
西荻窪 ―― ともしび
古書店/アンティーク/マーケット …
荻 窪 ―― 星霜
ラーメン/郊外のまち/井伏鱒二 …
阿佐ヶ谷 ―― 青雲
上林暁/永島慎二/貸本屋 …
高円寺 ―― 青春
阿波おどり/ライブハウス/古着 …
中 野 ―― 世代
ブロードウェイ/オタク旋風/サンプラザ …
新 宿 ―― 源流
カリー物語/歌声酒場/JAZZ …
吉祥寺 ―― 終章
高田渡/シバ/たんぽぽ団 …
【著者紹介】
文・三澤敦(みさわ・あつし)
1963年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。瀬戸内海の島での役所勤務、スリラン
カでNGO活動に参加した後、北海道新聞記者などを経て97年朝日新聞入社。
福島支局、久喜通信局、社会部、新潟支局を経て現在東京総局員。
編著として『あのころみんな夢があった―追憶の越後100年の記録』『新潟のはて
な』などがある。
写真・千葉康由(ちば・やすよし)
1971年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。95年朝日新聞入社。
現在、東京本社編集局写真センター。
【書評から】
駅ごとに強烈な個性と独特な文化を育んでいる中央線沿線。そこに住む市井の人々
へのインタビュー集。
「もともとは新聞の連載記事なんです。成功した人、失敗した人、それぞれの人生
模様が詰まっていて、一人一人のドラマが小説みたいに面白い。おとぎ話のように
無理に作り込まず、淡々とした記録文になっているところも気に入っています」
(作家・伊藤たかみ「anan」2006.9.20)
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