出窓社 Home Page
.

表紙のイメージ

   




  チュウオウセンノウタ ジョウ
 中央線の詩(うた)

   

 ◆あなたの知らなかった「街」がきっと見えてくる!

 朝日新聞東京総局 著

 本体 1,600円
 A5判・並製・256頁(写真140点収録)
 4-931178-52-9 / 2005.2

 【日本図書館協会選定図書】
 


 ▲戻る  ▲書籍リストへ ▲メールで注文 ▲カゴの中を確認 ▲次のページへ
 本書をご注文の場合は、『注文・カゴへ』ボタンをクリックしてください。

TEL 042-505-8173 FAX 042-505-8174  MAIL dmd@demadosha.co.jp
    内容紹介&書評
















 ■作品内容

「街」をテーマに、地域の文化、人間模様を描いて大好評、 朝日新聞「むさしの版」「多摩版」好評連載の待望の単行本!

●もくじから
吉祥寺 ―― ハーモニカ横丁
    きんぎょや/れぐるす/ばんかー …
三 鷹 ―― クリエイターズ
    太宰治/三木露風/山本有三/瀬戸内寂聴 …
小金井 ―― 慕情
  武蔵野夫人と大岡昇平/次郎物語/星野哲郎 …
国分寺 ―― 60's
    中山ラビ/竜の子プロ/輪島功一 …
国 立 ―― わが街
    山口瞳/邪宗門/おばQ/ロージナ茶房 …
立 川 ―― おもかげ
    映画の町/立川大衆劇場/砂川闘争 …
日 野 ―― 家路
    多摩平団地/さくらフィルム/多摩動物園 …
八王子 ―― ふる里
    夕焼け小焼け/前田信三/ランドセル地蔵 …

【著者紹介】
文・三澤敦(みさわ・あつし)
1963年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。瀬戸内海の島での役所勤務、スリラン カでNGO活動に参加した後、北海道新聞記者などを経て97年朝日新聞入社。
福島支局、久喜通信局、社会部、新潟支局を経て現在東京総局員。
編著として『あのころみんな夢があった―追憶の越後100年の記録』『新潟のはて な』などがある。
写真・千葉康由(ちば・やすよし)
1971年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。95年朝日新聞入社。
現在、東京本社映像本部写真セクション員。

【書評から】
中央線沿線の各街を訪ね歩き地域の歴史と人間ドラマを活写
(前半略)
旅は、戦後の闇市の雰囲気が今も残る吉祥寺駅前のハモニカ横丁からはじまる。
2坪の小さな店がハモニカの吹き口のように並ぶこの横丁に魅せられ、近年、占い の館やエスニック雑貨店など新規参入の店が続々と誕生。これまでとまったく違った 店を開く古参店の2代目3代目も加わり、アジアのバザールのような怪しい空気をつ くり出している。個性的な店を営む店主たちの横顔を紹介しながら商店街の改革に 積極的な新規店主たちと彼らの行動をクーデターだと騒ぐ古参店主たちの葛藤を 取材する。
(中略)
さらに60年代に和製ヒッピーコミューンの拠点があった国分寺や、戦後映画の街と して名をはせた立川の映画館事情今昔など、上巻の本書では中央線を西に進みな がら八王子まで8つの街が取り上げられる。
中央線文化に詳しい作家の三善里沙子さんによると中央線人の気質は「反骨」だと いう。そんな反骨精神を懐に抱く有名無名の人物たちの人生のドラマを通し、それ ぞれの地域の知られざる魅力を紹介した好読み物。
(日刊ゲンダイ、2005.5)
  
JR中央線が東京と山梨を直結して100年を超える。今では、この沿線で流行する 文化・音楽、漫画やアニメ、料理などが、<中央線文化>という言葉で語られるほ ど、独特の雰囲気を醸し出す。本書では、吉祥寺から八王子までの地域の人と文化 を紹介。駅ごとに異なる個性に驚かされる。(吉)
(「サライ」2005年8号・2005.4/21)
  



 読者のみなさまへ。

 ご感想・ご意見等、およせください。
 
 お名前
 Eメール
  

読者からの感想・・・!

とてもシャレタ本でした。
戦後西荻窪に20年住みついて、戦前は荻窪に 4年間いましたので古い中央線はなつかしく 今朝日新聞の連載をなつかしく見ています。
尚、下巻を期待しています。
(狭山市・男性・71歳)
        
中央線散歩に持って行きます。とても気に入って います。朝日新聞でも読んでいます。
(東京都・男性・90歳)
      
「朝日新聞」むさしの欄・多摩欄で毎日楽しみに 読んでいました。ダイジェスト版も頂いて、単行本 化され、早速、購入しました。
(東京都・男性)
     
従来の郷土誌にない、いまのいまがよく書けてい ると思った。この調子のも待たれる。
又、郷土誌の専門出版も考えてほしい。
(立川市・元教員・88歳)
     
朝日新聞の「多摩版」に掲載された時にスクラッ プをし、その後朝日新聞東京本社販売局から出さ れた小冊子も読みました。今回は、(ほぼ)同じ 内容に3度目に触れることになりましたが、「本」 になって新しい写真が加わり、レイアウトが違っ たことなどがあって、また新しい発見がありまし た。文章の推敲をするような思いです。
IT化で、プレゼンテーション力が問われています が、本というメディアも、もっと様々な工夫ができ そうだという期待がもてました。
(東京都・男性・56歳)
    
28年前まで中野駅と東中野駅のまん中に住んで いました。とてもなつかしい中央線です。納得しな がら読みました。次を楽しみにしています。
(多摩市・女性・53歳)
    
八王子に来て11年、中央線は今もよく利用し ます。読書が好きです。
本書は文章がよい(何故か)詩情があって。
(八王子市・男性・72歳)