■作品内容
国の旗には意味がある!国の名前にはワケがある!
世界192カ国の国旗と国名の由来にこだわった
便利で面白い初のカラー図典! <こんな本が欲しかった>
【本書の特長】
@世界192カ国の国名と国旗の由来
を明瞭・簡潔に400字で解説。
A国旗と国の位置図を並記。
B大国も途上国も全て同一文量。
C最新の各国データ。(イメージし
やすい国土面積の例示)。
D独自の16地域区分。便利なイン
デックス付き。
E国旗のパターンや色、国名の補足知識が深まる充実したコラム欄。
Fクイズ形式で楽しみながら知識が増える欄外のQ&A。
【監修者紹介】
1948年生まれ。地誌・比較文化研究家。情報編集シンクタンク「見聞緑」主宰。
主な著書に『世界の国旗 全図鑑』(小学館)『世界の国旗大百科』(人文社)
『世界地図から地名を語る本』(光文社)『図説国旗の世界史』(河出書房新社)
『世界地名情報事典』(東京書籍)など多数。
【書評から】
緑、黄、赤。アフリカの国々の国旗にはこの三色がよく目につく。第二次対戦中
に独立を果たしたエチオピアの独立当時の国旗が、この三色旗だったという。
1960年の「アフリカの年」前後に独立した国の多くも同じ三色が基調の国旗を採用
して、「アフリカの色」と呼ばれる。意味は少しずつ異なるが、大体、緑は農業、
黄は天然資源、赤は独立闘争と犠牲を示す(「国旗と国名由来図典」出窓社)。
黄や赤とともに緑は誇りと願いの色だ。
やはり国旗に緑を使い、草原と大地と森林を表すケニア。その環境副大臣ワンガリ・
マータイさんがノーベル平和賞に選ばれた。アフリカ最大の植樹計画「グリーンベル
ト運動」を主導した功績。(以下略)
(「中日春秋」中日新聞 2004年10月10日)
◆
今年はオリンピック開催の年。世界各国からアテネに選手団が集まる。
世界中にはいろいろな国があり、国旗もさまざま。同書は世界192カ国の国名と
国旗の由来を解説したもの。同書を片手に、オリンピックの開会式を見れば、
思わぬ発見に出会えるかも。
(メトロガイド 2004年8月号)
◆
世界192ヶ国の国名と国旗の由来を解説。オールカラーで、国旗や国のデータ、
地図などが見やすく構成されている。国旗や国名の由来を知ることは、その国
や民族の歴史・文化・伝統の一端を知り、アイデンティティーを理解する手掛
かりになる。茶の間や書斎に常備し、気軽に引きたい一冊。
(日本教育新聞 2004.7.2)
◆
1964年10月10日、第18回のオリンピックが東京で開催されました。国民国家の
象徴としての国旗や国歌が、その開会式やメダル授与のセレモニーの時にTV
のモノクローム画面から流れ出してくる様をいまも覚えいます。
当時小学生だった私は国旗が集められた図鑑を読み、その期間、大学ノート一冊
分の新聞の切り抜きを作り、課題として提出もしました。
40年振りに、この本に掲載された192の国旗を眺め、その国々の正式名称、国名・
国旗の意味と由来、そして各国のデータを次々に読み進めた時、国旗のデザイン
に込められた思い、歴史がいくつもの一朝の夢のように駆け抜けながら、尚かつ
記憶の中に上書きされてゆくように思えました。ご一読を。
(現地邦人向けミニコミ誌・ニューヨーク紀伊國屋書店総支配人・市橋栄一)
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