■作品内容
アメリカ人の夫と移り住んだNY州ウッドストックの森の家。
アメリカのカントリーライフとそこに暮らす人々や山や木や
花や生き物たちとのふれ合いを通して、豊かさの本当の意味
を考える。
自然と共にシンプルに生きるエコロジーライフの提案。
前作「ノルウェーの森の猫」の続編。
(挿画:高田雄太)
【著者紹介】
1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。
92年にアメリカに移住し、現在はニューヨーク州在住。
エッセイ、小説、翻訳など多彩な活動を展開。
著書に「こんな英語習わなかった!」『ノルウェーの森の猫』など。
【書評から】
マンハッタンから車で2時間。あの伝説のロックコンサートで有名なウッド
ストック。著者は、3年前からこの村でアメリカ人の夫とともに森の暮らしを
楽しんでいる。
庭にクマが出没するほど深い森に囲まれた家は、夜になると月や星々のシャワー
が降り注ぐ。個性豊かな住人たちとの交流や、シンプルなカントリーライフの
楽しさを描きながら本当の豊かな暮らしとは何かを問う。
(日刊ゲンダイ1999.5.21)
◆
アメリカ・ニューヨーク州の北部、ロックコンサートが行われたことで有名な
ウッドストック。著者は、アメリカ人の夫とともに、豊かな自然に囲まれたウッ
ドストックの深い森に住む。毎日の散歩を欠かさず、夫婦げんかのうっぷんも、
森のドライブで解消するほど、著者にとって森は生活の一部となっている。
(ウッディ・ライフno.83)
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帯を外すとよく太った猫がこっちを向いてちょこんと座っている。装画は猫を
テーマにしているイラストレーターの高田雄太さん。「作者のカントリーライフ
についての本だから猫は関係ないんですけど、帯で隠しちゃえば分からないと
思って…。僕の遊びです」
(毎日新聞 COVER DESIGN 1999.5.16)
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