■作品内容
レオナルド・ダ・ヴィンチが、名画に託したメッセージとは?
あなたは、あなたの人生を生きていますか?
名画『モナ・リザ』に込められたレオナルド・ダ・ヴィンチのメッセージが、
500年の時をへて、ようやくひもとかれました。
『モナ・リザ』の微笑みと優しい眼差しの意味を理解したとき、
きっと、あなたの新しい人生が見えてくることでしょう。
【著者紹介】
1940年大阪市生まれ。1982年、シャンソン歌手からテレビ番組プロデューサー
に転身。以後、「モナ・リザは男だった?!」をはじめとして「世界名画の旅」
「料理花伝」「厳冬の尼僧修行」「出家」「ピカソが描いた浮世絵」など、
常に斬新なドキュメンタリー番組を企画制作する。1989年、映像作品「禅のこころ」
がニューヨーク国際映像賞を受賞。プロデューサー引退後は、講演・エッセー執筆
の傍ら、ライフ・ワークとなった「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の研究を続ける。
著書に『人のぬくもりに涙が出る話』(青春出版)がある。
《推薦のことば ― 駒沢大学名誉教授 奈良康明》
ユニークな本である。モナ・リザに惹かれ、研究し、新説を出してきた著者の
20数年のモナ・リザへの思いがここに結晶した。
有名なこの絵の美術史的謎ときではない。モナ・リザ自らにレオナルド・ダ・ヴィンチ
を語らせた「こころの本」である。それが自ずとモナ・リザの謎を明らかにしている。
【書評から】
『モナ・リザ』といえば、「永遠の美女」とか「理想の女性」といった賛辞が通り相場
であるが、正直なところ、よく見るとそれほどの美人ではない。それでは『モナ・リザ』
のモデルとは誰なのか。モデル捜しだけで、何冊かの本ができるという。
本書は『モナ・リザ』自身によって、「私」が描かれた経緯を語らせるという手法を用い
て、その謎に迫っている。(後略)
(「週刊東洋経済」2007.5.26)
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