■作品内容
点を合わせて、なぜ「合点」? 酒に弱い人を、なぜ「下戸」という?
ふだん何気なく使っている二字熟語の語源を、辞典編集者生活三十数年の著者が、
分かりやすく丁寧に解説した日常漢字のトリビア!
挨拶、塩梅、田舎、元気、素適、出世、勝手、互角、消息、亡命など、
ふだん何も気にせずに使っている二字漢字から180語を厳選。
その語源を丁寧にしっかりと解説。漢字の面白さを再認識する書です。
●本書の特長
@著者は、『学研漢和大字典』元編集長。辞書を編む現場からの視点が新しい!
A三十数年間、漢和字典作りの現場で、編集長を務めてきた著者が厳選した180語。
B飽きがこない「六語一組」の設問形式。語源の典拠を、一語220字で丁寧に解説。
Cどこから読んでも楽しめる便利で役に立つ構成
D本文2色刷。理解を助ける図版多数掲載。
【著者紹介】
1933 年、甲府市に生まれる。大学卒業後、編集者として出版社に勤務。
勤務の傍ら、東京大学文学部中国文学科特別研究生として藤堂明保先生に
師事する。『学研漢和大字典』『漢字源』『学研古語辞典』などの辞字典、
『中国の古典全集』『老舎小説全集』『照葉樹林文化』などの編集長。
退職後、月刊俳句誌「天為」の編集長。現在、郷土文化同人誌「中央線」
の編集長。山梨郷土研究会会員、山梨ことば会会員。
|